昨今、日本ではスポーツが大きな盛り上がりを見せています。 2022年冬、カタールでサッカー…

【例文あり】スポーツ業界就職・転職がうまくいく志望動機の書き方!
当記事ではスポーツ業界で新たに働こうとしている方に向けて、採用されるために欠かせない志望動機の書き方について解説していきます。
志望動機に関しては、新卒での入社を目指す方、ほかの業界で働いた経験を持っている転職希望の方両方に参考になる点があると思いますので、ぜひ参考にしてください。
志望動機とは?
志望動機とは「志望した企業で働きたいと考えた理由」のことを指します。
すると、皆さん誰しもが、スポーツが好きであるため、仕事として携わりたい!といった内容の志望動機を思いつくでしょう。
もちろん素晴らしい志望動機ですが、スポーツ業界志望のほとんどはスポーツ好きであることから、それだけではライバルとの差別化は難しいでしょう。
スポーツ業界に限らず、就職活動・転職活動において志望動機は大切です。
面接に行く前のエントリーシートにもほぼ必ず記載する欄がありますし、面接の際にも再度改めて志望動機を聞かれることになるでしょう。
その際に、自分がどうしてもスポーツ業界に入りたい!という熱意を一番うまく伝えられるのが志望動機です。
また、ただ意欲を伝えるだけでなく、実際に企業に就職した後に自分がどのように活躍していくことができるかを、経験・スキルを用いてアピールすることも大切です。
それらのアピールポイントを正しく相手に伝えるために必要な志望動機の書き方について詳しく説明します。
志望動機の考え方
いざ志望動機を書こうとしても、なかなか書く内容が思いつかないでしょう。
そのような方は、まず志望している企業の企業研究から始めてみましょう。企業研究を丁寧に行うと、自分の志望している役職や業務についても具体的なイメージができるようになります。
志望動機の大まかな目標としては、自分が実際その企業で活躍できる人物であることをアピールすることです。そのためにもその企業で活躍している具体的な事例に触れることはとても大切です。
具体的な企業研究のやり方としては、
- 会社のHPを確認する
- 就活サイトやSNSで情報を収集する
- 企業や就活サイトが開催している企業説明会に参加する
- インターンシップに参加する
- OB/OG訪問を行う
- 実際に働いている社員のインタビュー記事などを参照する
があげられます。
当サイトではスポーツ業界にまつわるコラムや、インターンシップ募集についてもまとめていますので、企業研究の一部として是非ご活用ください。
https://sports-internship.com/category/internship/(インターンシップ募集一覧)
https://sports-internship.com/category/column/(コラム一覧)
あとは、志望動機の内容で自分がその具体的なイメージに近い人物であること、もしくは将来的にそうなれることを具体的なエピソード・経験を交えてアピールしていきましょう。
志望動機の書き方
・字数
企業側の作成した履歴書のサイズにもよりますが、基本的に内容が少なすぎると熱意が不足しているように受け取られますし、逆に多すぎると一番採用側に伝えたい内容がはっきりしなくなってしまいます。
字数の目安は一般的には300字程度です。また、企業側から字数の目安・制限があった場合はその9割程度を埋める意識で書くと過不足なく書けるでしょう。
手書きの場合は、所定の欄に目標字数で入りきるように字の大きさを工夫して書くようにしましょう。
・内容
志望動機を書く上で大切なのは、
- 企業を志望する理由
- その根拠
- なぜその企業でなくてはならないのか
この順番に書き進めていくことです。
①書き出しは、結論から始める!!
志望動機の内容でまず意識すべきは、「結論ファースト」で書き始めることです。
結論が初めにあると、読み手側に正しく自分の言いたいことが伝わりますし、書いている中で話がそれていくこともなくなります。
自分がその企業を志望する理由を一言・一文で表しましょう。
例えば、スポーツメーカー志望だとすると
・私が貴社を志望する理由は、優れたスポーツ用品の提供を通して、多くの人にスポーツの楽しさを体感してもらいたいと考えたからです。
といった書き出しだと相手側に伝わり安いでしょう。「御社」は口語ですので志望動機の際は「貴社」で統一しましょう。
また、企業研究で見つけた志望企業の魅力や、自身の強みから書き始める書き方もあります。
・私は貴社の○○という企業理念に共感しました。
・貴社の仕事内容では自身の知識やコミュニケーション能力を活かせると考えました。
といった書き出しも参考にしてください。とにかく大切なのは、その企業を志望する理由、すなわち「結論」を短く簡潔に盛り込んで書き出すことです。
②「一言でまとめた結論」の根拠を具体的に説明
書き出しでその企業への志望理由を簡潔に記した後は、そのような考えに至った「根拠」を今度は具体的に説明するように心がけましょう。
新卒での就職を目指す学生であれば、自分がこれまで経験してきたエピソードなどを中心に書き、また中途採用の社会人であれば前職で経験した仕事内容・スキルを新しい仕事内容に生かせる点を中心に書くと良いでしょう。
新卒の方の場合なかなか難しいですが、中途採用で社会人経験がある方は、定性的な成果でなく定量的な成果を文章でアピールするようにしましょう。
定量的とは、物事を数値・数量で表そうとすることで、定性的とは数値化しないあいまいな表現を用いることを指します。
つまり、自分のアイデアで売り上げを伸ばした事例であれば、
A 自分の〇〇というアイデアで、売り上げをかなり伸ばすことができました。(定性的)
B 自分の〇〇というアイデアで、売り上げを前年比△△%増加させることに成功しました。(定量的)
この二つでも、聞き手が受ける印象は大きく変わります。かなり~・すぐに~といった抽象的な表現よりも具体的な数字を用いたBのような文章のほうが、話し手と聞き手でずれが生まれず、好ましいです。
一言でまとめた結論の根拠の部分は、他人との差別化を図れる一番のポイントです。なるべく自分自身のオリジナリティがある内容を心掛けましょう。
また、書いているうちに①の結論につながらない文章になってしまっている志望動機をよく目にします。一度親や友人に読んでもらい、わかりづらくないか確認すると良いでしょう。
③「なぜ」その企業ではならないのかを説明する
ここまで①と②の要素を含んだ文章を書いていても、そこで終わってしまうと採用側からすると、
「それってほかの企業でも良いんじゃないの・・・??」
と思われてしまいます。
もちろん一社だけを受けるという方は少ないでしょうが、志望動機では、数ある競合他社の中でなぜその企業でなくてはならないのかを採用側に伝える必要があります。
要するに・・・
「僕(私)はこの企業じゃなきゃダメなんです!!!」
という強い思いを伝えなくてはならないわけです。ここで先述した企業研究の成果を見せるときです!!
その企業のオリジナルな企業理念や考え方について自分が共感したことを触れたり、実際にその企業のインターンシップに参加した経験をもとに文章を締めくくることができると、自分が企業によりマッチした人材であることをアピールでき、内容が詰まった志望動機が出来上がります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
スポーツ業界は、他業界以上に志望動機がほかの人と似たような内容になりがちです。
志望企業に入りたい熱意を伝えられる内容であると同時に、オリジナリティを出せるように工夫しましょう。
当サイトではスポーツ関連のインターンシップ募集一覧を掲載しています。ぜひそちらも参考にしてください。