「スポーツ業界(スポーツビジネス)」と聞いて、皆さんはどんな仕事を思い浮かべますか? プロ…

プロ野球関連のインターンシップってあるの??
就職を控える学生の皆さんの中には、将来「プロ野球」に関わる仕事がしたいと考えている方も多いでしょう。しかし、プロ野球で働く具体的なイメージが出来ている方は少ないでしょう。
そのような悩みを持つ方に向けて、就業前にインターンで就業経験を積めるパターンが増えています。
今記事では、プロ野球関連のインターンに関する情報をまとめました。プロ野球に関わる仕事に少しでも関心のある方は、是非ご一読ください。
そもそも、プロ野球に関わる仕事とは?
日本で最も盛んなプロスポーツの一つであるプロ野球に関わる仕事にはどんな種類があるのでしょうか。
ここではいくつか具体的な例をご紹介します。
・球団スタッフ
球団職員の仕事は、大まかにいえば球団のことをより多くの人に知ってもらい、チームの運営を行う仕事のことです。
必ずしも野球経験がある必要はなく、営業や広報、イベント企画やグッズ開発など仕事の種類は多岐にわたります。一般の会社に比べるとプロ野球の試合に合わせた勤務になるため勤務時間は流動的になります。
日ごろテレビで見ていた選手の間近で仕事ができ、また観客の盛り上がりなども直で体感することが出来るため、大変やりがいのある仕事だといえるでしょう。
・トレーナー
プロ野球球団は各球団平均10人のトレーナーを抱えています。仕事別に分けると、
- アスレティックトレーナー
- コンディショニングトレーナー
- パーソナルトレーナー
- ストレングトレーナー
の4種類に分けられます。
①アスレティックトレーナー
プロ野球の世界は怪我が付き物です。アスレティックトレーナーは、選手の怪我予防や怪我した際の応急処置を担当するトレーナーを指します。また、怪我からの復帰を目指す選手のリハビリも担当し、競技復帰に向けてサポートします。
②コンディショニングトレーナー
コンディショニングトレーナーは選手の怪我予防やコンディショニング維持のため柔軟運動や姿勢改善などの調整を行う仕事です。トレーニングによって硬くなった筋肉や関節をほぐすマッサージなどを行います。
③パーソナルトレーナー
パーソナルトレーナーは上記2種のトレーナーと異なり、選手と1対1で個々のパフォーマンス向上やウィークポイント改善のため選手に最適なトレーニングプランや健康管理を実施します。より選手一人一人と密接にかかわるため選手のメンタルにも寄り添う必要があります。
④ストレングトレーナー
ストレングトレーナーは選手のパフォーマンス向上のため、主に筋力トレーニングの指導を行うトレーナーです。
・栄養士
栄養管理はトレーニング同様、選手のパフォーマンス維持・向上に欠かせません。球団の栄養士になるためには、管理栄養士の資格を取る必要があります。
・スポーツアナリスト
スポーツアナリストとは、選手の成績・パフォーマンスをデータ化し、チームの作戦立案をデータ面でサポートする仕事のことです。現代野球では客観的なデータを使った戦略構築の重要性はますます増しており、今後よりアナリストの役割は増えてくるででょう。アナリストには特別な資格は必要とされておらず、データ収集や分析に必要なプログラミング技術や統計に関する知識が求められます。
・用具メーカー従業員
球団に属さずとも、選手一人ひとりに合わせたバットやグラブ、スパイクを作る用具メーカーの従業員という形でもプロ野球に関わることが出来ます。資格試験などはなく、入社してから必要な技術を身につけていきます。
・スポーツライター
スポーツライターはスポーツ関連の雑誌会社やメディア会社に勤務もしくはフリーランスとして、取材や記事の執筆を行う仕事です。人気スポーツであるプロ野球にも多くのスポーツライターが存在し、取材を通して選手とコミュニケーションをとることが出来ます。
・スポーツビジネス企業
海外ではスポーツをビジネスととらえ、スポーツを専門にビジネスを行う企業は数多く存在しますが、日本でも近年スポーツビジネスを取り扱う企業が増えてきています。
一口にスポーツビジネス企業といっても、スポーツに関する情報を発信しているメディアや、アスリートの就職支援サービス、スポーツをより盛り上げるため新たなサービスを展開する企業など内容も様々です。
野球関係のインターン
上で紹介したように、プロ野球に関わる仕事は非常に数多く存在します。
その中でも、実際にインターンの募集を行っている仕事をいくつか紹介します。
・球団職員
12球団すべてではないですが、一部の球団は大学生向けにインターンの募集を行っています。
内容としては、実際に球団スタッフの一部として働く長期インターン型のものもあれば、スポーツビジネスについて学ぶ短期インターン形式のものもあります。しかし、求人の数は決して多くなく、告知も不定期です。
興味のある方は実際の近くの球団の公式ホームページなどをチェックしてみてください。また、当サイトではプロ野球球団のみならずスポーツにまつわるインターンの募集をまとめています。興味がある方は是非そちらもご覧ください。
具体的な例として、日本ハムファイターズの二軍球場である鎌ケ谷スタジアムで活動する学生インターンを紹介します。
ファイターズの二軍はプロ野球12球団ある中で、ファーム(2軍)事業で唯一の自主興行活動しており、当インターンでは、活動の中でチケット販売、スポンサー販売、2軍専用のグッズ展開などを行っているそうです。
・スポーツトレーナー
将来プロスポーツチームでのトレーナー活動を本気で目指し、大学・短期大学・専門学校においてスポーツトレーナーに関連する分野を専攻している方、もしくはしていた方を対象にしており、今後他球団も行う可能性があります。トレーナー志望の方は見落とさないようにしましょう。
過去事例:横浜DeNAベイスターズではスポーツトレーナーのインターン募集を行っていました。(募集期限:2023/8/25~2023/9/14)
・スポーツビジネス系の会社
スポーツビジネスを扱う会社では、実際に長期インターンを募集している会社が多いです。
業務内容は多岐にわたりますが、当サイトではそのようなスポーツビジネスにまつわるインターン情報についてもまとめていますのでそちらもチェックしていただけると幸いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。スポーツに関わる仕事には様々な種類があり、中にはインターンを募集しているものもあります。
ただ、スポーツ系のインターンは大々的に募集されることは少なく、常にアンテナを張っていないと見逃してしまう場合もあります。当サイトではスポーツ系のインターン募集をまとめていますので是非ご覧ください。