【就活生必見】就職活動ってどう進める!?就活完全攻略ガイド

就職活動の進捗はいかがでしょうか。 『正直、全然手を付けられてない。』という方や、『ばっちりいいスタートが切れました!』という方など、それぞれ就職活動の進捗状況は千差万別かと思います。 今回は、就職活動において何から手を付けたらいいか分からないという方に向けた、「就職活動の進め方」をご紹介します。 既に就職活動を始めている方にも、今一度就職活動の流れを確認する機会となる内容になっておりますので、是非ご覧ください。

1.自己分析

まず初めに行う手順として、自己分析を行います。
自己分析とは、自分に対する理解を深めるために行う分析を指します。
今までの学生生活や人生等を振り返り、自分について掘り下げていきましょう。

自分の価値観や強み・弱みを理解するために、これまでの経験を振り返りながら整理していくことが重要です。
自己分析を丁寧に行うことで、仕事選びの軸が明確になり、エントリーシートや面接の際に、筋の通ったアピールがしやすくなります。

自分の興味や能力、価値観を理解することができれば、仕事に活かせる自身の強みが浮き彫りになります。
以下の例文を参考に自己理解を深めるための分析をしてみましょう。

1.何を経験してきたのか?
2.なぜその経験を選択してきたのか?
3.その時に具体的にどのような行動をとったのか?
4.その経験を経て学んだことは何だったのか?

自己分析は一度やったら終わりということはなく、この後に紹介する企業研究や面接を重ねていくうちに、仕事選びの軸や自分自身への理解が深まっていくので、その都度情報を更新していく必要があります。

自己分析のやり方について詳しく解説しているサイトを以下で紹介します。

2. 業界・企業研究

続いて行う手順として、業界・企業研究を行います。
業界・企業研究というのは、「さまざまなモノやコトを専門的に扱う企業や、それに関わる人々のまとまりである業界の特徴を調べ、その業界・企業の規模や動向、仕事内容やどんな企業であるかを知ること」を指します。
自分のやりたいことやスキルが活かせる分野を把握し、思い描くキャリアプランを実現するために、業界の全体像や企業の特徴を知っておきましょう。

業界研究とは業界の種類や特徴を調査し理解することを指し、企業研究とは就職活動を始める際に志望する企業の事業内容や職種、働き方を調べ企業への理解を深めて自分の志向と比較することを指します。言葉は似ていますが、ニュアンスの違いがあるので、区別して研究を行うことを意識しましょう。

業界・企業研究の仕方としては、最初は幅広い業界に関心を持ち、情報を収集することから始めましょう。
興味のあるものが絞れてきたら、具体的な企業研究にシフトし、企業のWebサイトやニュース記事、就職四季報などを活用して、情報収集していきましょう。

業界研究のやり方について詳しく解説しているサイトを以下で紹介します。

3.会社説明会への参加

続いて行う手順として、企業の説明会に参加します。
企業に関する説明を受ける方法は様々ありますが、代表的なものとして3つ紹介します。

①企業説明会

企業説明会というのは、「企業が事業内容や沿革、職務内容などを応募者に説明する場」を指します。
個別で各企業が運営しているものであり、企業についてより深く知ることができます。
志望度の高い企業や気になっている企業の会社説明に参加し、情報収集を行いましょう。

参加の方法は、就職活動のサイトや企業の採用ページなどが主となっています。
参加枠が決まっていて、定員に達すると参加できない場合があるので、注意が必要です。
また企業によっては、企業説明会に参加した参加者のみに選考の案内をする場合もあるので、志望度の高い企業の説明会は積極的に参加するようにしましょう。

②合同説明会

合同説明会というのは、「複数の企業が1つの会場に集まり、会社に関する説明を行うイベント」を指します。
合同説明会に参加する大きなメリットとして、複数の企業の説明を1日に複数受けることができることにあります。
複数の企業の説明を受けることができるため、企業ごとの比較をすることができたり、これまでの企業リサーチの中では出会うことのなかった企業に出会えるという点においてもメリットがあると言えます。

参加の方法は企業説明会同様、就職活動のサイトや企業の採用ページなどが主となっています。
合同説明会への参加をより有益なものにするためには、目的意識をもって臨むことが必要です。
イベントの規模が大きいほど、参加企業や参加学生の数が増えるため、目的を持たずに参加してしまうと、ただ何となく説明を聞いているだけになってしまい、時間を無駄に浪費してしまいます。
〈業界を絞る〉、〈参加するセミナーを定めておく〉、〈何社以上説明を聞く〉など、自分なりの目標を定めて合同説明会に臨みましょう。

③OB・OG訪問

OB・OG訪問というのは、「興味のある業界や企業で働いている先輩を訪ね、実際の仕事内容や社内の雰囲気などの情報を得て、業界研究や企業研究に役立てること」を指します。
企業のホームページや就活情報サイトなどに掲載されている公開情報には載っていないリアルな声を聞くことができるという点でメリットがあると言えます。
また、企業説明会で教えてもらわなかった内容を志望動機等に盛り込むことで、企業について深く研究しているという評価を得ることができるので、その点においてもメリットといえるでしょう。
OB・OG訪問の始める時期としては、いつからでも実施することが可能ですが、大学3年次(大学院生1年次)の3月は、自分自身も多忙で、依頼先のOB・OGも、年明け以降は訪問以来が集中しがちなので、なるべく早くに動き出すのが好ましいでしょう。

OB・OG訪問を行うステップは以下の手順で行いましょう。
1)学校の就職課(キャリアセンター)に問い合わせてOB・OGを探す
2)メールまたは電話でOB・OG訪問を依頼する
3)企業情報下調べや質問事項をまとめるなど、事前準備を行う
4)実際に会って話を聞く

会社説明会参加に関する情報を詳しくまとめているサイトを以下で紹介します。

この他にも「インターンシップに参加する」など、業界及び企業の情報を得る手段は様々あるので、自分なりの方法で情報収集を行いましょう。

4.選考開始

業界や企業など、会社の情報を収集したら、いよいよ選考です。
以下で、本選考の手順を簡単に紹介します。

①履歴書・ESの提出

まず初めに、履歴書もしくはES(エントリーシート)の提出を行います。
企業によって求めてくる書式は異なりますが、基本的にどちらかを提出することになります。
履歴書は主に、氏名や住所などといった基本情報、学歴・職歴、資格・免許、志望動機、自己PR、趣味・特技などを記載します。
ESは主に、履歴書の内容に加え、長所・短所、学生時代に力を入れた取り組みについて、企業独自の質問に対する回答などを記載します。
志望動機や自己PRなどの内容は、企業の求めている人物像に合わせて書くと評価されやすいでしょう。

エントリーシートの書き方について、本サイトがまとめた記事が下記リンクからご覧いただけますので、併せてご覧ください。

②Webテスト

続いてWebテストを行います。
Webテストとは、就職活動において自宅や学校などのパソコンから受験する試験を指します。
このWebテストは、企業によっては実施されない場合もあります。
Webテストには、SPIや玉手箱、CAB、GABなど様々な種類があります。
企業ごとのWebテストの合格ラインは一般に公開されませんが、通常、6~7割の正答率が合格の目安と言われています。
一部の大手企業や難関企業では8割以上を合格ラインと設定している場合もあるようです。

Webテストの概要についてまとめているサイトを以下で紹介します。

③面接

書類審査及びWebテストを通過すると、次は面接を行います。
一般的に面接は、個人面接と集団面接の2種類があります。
面接では基本的に、履歴書やESの内容を深掘りした質問をされることがほとんどです。
面接に臨むにあたって面接対策をしっかり行いましょう。

面接前にすべき準備事項3選を紹介します。
1.面接の流れと面接時のマナーを事前に把握しておく
2.面接で頻出の質問を調べておく
3.面接本番での受け答えを準備しておく

面接の対法方法について、本サイトがまとめた記事が下記リンクからご覧いただけますので、併せてご覧ください。

④グループワーク

面接と合わせて、グループワークが選考中に行われる場合があります。
本選考におけるグループワークの主な目的は、集団での関わり方や人柄を確認することにあります。
グループワークの中にも様々種類がありますが、基本的に流れはある程度似ています。
まず初めに自己紹介等のアイスブレイクを行い、役割分担・時間配分を決めた後に、課題内容を確認して、グループで課題解決を目指します。
グループワークには、「作業型」「プレゼン型」「ゲーム型」の大きく3つの種類が存在します。
グループワークも面接と同様、しっかり対策を練ってから本番に臨みましょう。

グループワークの概要について、本サイトがまとめた記事が下記リンクからご覧いただけますので、併せてご覧ください。

5.内定・内々定

選考を見事勝ち抜くと、「内定」もしくは「内々定」を企業から頂くことができます。
内定とは簡単に説明すると、「労働契約が成立して入社が決定すること」を指します。

内定と内々定の違いは、書類を通じて労働契約を交わしているか否かの違いになります。
内定を得ると、「内定通知書」という内定を書面で知らせるものが届きます。

この時、学生は企業に対して、「内定承諾書」を提出する必要があります。
内定承諾書というのは、内定を得た学生が企業に対して内定を承諾し、入社することを誓約する書類を指します。
幾つかの企業から内定を頂ている場合は、複数の企業に書類を提出することは避けましょう。
将来についてよく考えて、自分にとって一番合っている企業を選んで書類を提出しましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。
本記事では、就職活動の進め方についてまとめていきました。

就活をどのような流れで実施していくかの全体像を掴むことは非常に重要です。
就活を実施する際には、見通しをもって実施しましょう。

本サイトでは、就職活動やスポーツ業界に関する情報を多数掲載しております。
是非、併せてご覧ください。

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