新アリーナ特集|世界基準と噂のIGアリーナの魅力に迫る!

(引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000136712.html) 新アリーナ特集!第1弾は、2025年7月13日(日)にグランドオープンを控えた、愛知県名古屋市の愛知国際アリーナ(IGアリーナ)についてお届けします。 IGアリーナは、最大収容人数1万7000人を誇る「世界トップレベルのグローバルアリーナ」として注目されています。 特徴4選や運営形態など、IGアリーナの魅力を徹底解説!ぜひ最後までご覧ください。
基本情報
〈名前〉
愛知国際アリーナ(IGアリーナ)

愛知国際アリーナ(IGアリーナ)

〈住所〉
〒462-0846 愛知県名古屋市北区名城1丁目4‐1
〈アクセス〉
名古屋市営地下鉄「名城公園駅」より徒歩0分
名古屋市営地下鉄「浄心駅」より徒歩18分
〈ホームチーム〉
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
〈ホームページ URL〉
https://www.ig-arena.jp/
愛知県では、アーティストのライブの公演日程から名古屋が外されること、通称「名古屋飛ばし」が問題となっていました。
一般社団法人コンサートプロモーターズ協会の調査によると、2024年のライブ公演数は東京が11,277(全体の約33%)、大阪が5,903(17%)なのに対して愛知は2,350(7%)にとどまっています。
さらに愛知県が行った調査では、東京圏に転出した18~39歳の女性の約9割が「最先端の文化や芸術などに触れられること」を希望とする暮らし方に挙げています。
このことから、名古屋飛ばしが若年層の人口流出の一員になっているのではないかという指摘がされています。
名古屋飛ばしは、1万人以上収容できる会場が少ないことが原因であるとされています。
IGアリーナの建設により、コンサートの公演数の増加や、それによる若者の人口流出を防ぐきっかけになることを期待されています。

LIFULL HOME'S PRESS「愛知県新体育館が2025年夏にオープン予定。国際的施設として愛知・名古屋の新しいシンボルに」
〒462-0846 愛知県名古屋市北区名城1丁目4‐1
〈アクセス〉
名古屋市営地下鉄「名城公園駅」より徒歩0分
名古屋市営地下鉄「浄心駅」より徒歩18分
〈ホームチーム〉
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
〈ホームページ URL〉
https://www.ig-arena.jp/
公営or民営?
以前までスポーツアリーナや体育館は、国が建設して運営もおこなう公設公営のものが主流でした。
しかし近年では、国が建設したアリーナの運営を民間企業に受託したり(公設民営)、民間企業が建設から運営まですべてを行う(民設民営)など、民間が関わるスタイルが増えています。
スポーツアリーナの建設・運営形態について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
IGアリーナは、民設民営の施設です。
その中でも、「BT+コンセッション型」という事業スキームを採用しています。
BT…Build Transferの略。民間事業が自ら資金調達を行って公共施設等を設計・建設(Build)した後、その所有権を公共に移転(Transfer)する事業方式。
コンセッション型…施設の所有権を公共が有したまま、その一部を公共施設等運営権として民間事業者に設定する事業方式をいう。
(スタジアム・アリーナに係るコンセッション事業活用ガイドライン より)
BT+コンセッション型とは、施設の整備をBT手法、その後の運営をコンセッション手法で実施します。
施設の整備後は公共が施設を所有し、民間は公共に対して対価を支払うことで運営権を手に入れます。
この方法は民間に与えられる自由度が高く、長い期間で高い収益性を見込むことができます。
IGアリーナは、株式会社愛知国際アリーナが設計・建設をして、愛知県に運営権対価を支払うことで、管理・運営を行います。
命名権
英金融サービスのIGグループが命名権(ネーミングライツ)を取得しています。
IGグループ日本法人のIG証券の古市知元代表取締役は、命名権を取得した理由として、外国の証券会社が日本でビジネスを展開することは難しいけれど、「毎日メディアで『IGアリーナ』が使われれば、それが払拭される」と説明しています。
建設される目的
IGアリーナが建設される背景には、2つの理由があります。
旧愛知県体育館の老朽化
IGアリーナは、旧愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)に建て替わる形で建設されています。旧愛知県体育館は、1964年に建てられてから60年間、「ピンポン外交」の舞台となったり、大相撲名古屋場所が行われるなど、愛知県のスポーツの拠点として愛されてきました。
そんな旧愛知県体育館は、60年の時を経て老朽化が深刻になっていました。
さらに、現代におけるスポーツの国際大会開催のための国際基準を満たしていないことが問題となっていました。
IGアリーナは旧愛知県体育館の歴史を引き継ぐべく、大相撲名古屋場所にふさわしい風格ある施設や、歴史的なイベントが開催できる施設、国際大会を開催できる施設がコンセプトとされています。
「名古屋飛ばし」の解消
一般社団法人コンサートプロモーターズ協会の調査によると、2024年のライブ公演数は東京が11,277(全体の約33%)、大阪が5,903(17%)なのに対して愛知は2,350(7%)にとどまっています。
さらに愛知県が行った調査では、東京圏に転出した18~39歳の女性の約9割が「最先端の文化や芸術などに触れられること」を希望とする暮らし方に挙げています。
このことから、名古屋飛ばしが若年層の人口流出の一員になっているのではないかという指摘がされています。
名古屋飛ばしは、1万人以上収容できる会場が少ないことが原因であるとされています。
IGアリーナの建設により、コンサートの公演数の増加や、それによる若者の人口流出を防ぐきっかけになることを期待されています。
IGアリーナの特色4選
IGアリーナの基本情報や建設される理由について、ご理解していただけたでしょうか。ここからは、IGアリーナの特色を4つご紹介いたします!
①木材が使われた外観

IGアリーナのデザインは、国立競技場を手掛けたことで有名な隈研吾氏が担当されています。
名城公園の木々と調和する「樹形アーチ」を採用し、愛知県産の木材を用いた王冠のような装飾がされています。
②国内最大級のキャパシティ
地上5階建て、座席数は15,000席・収容人数は最大17,000席であり、国内最大級のアリーナとなっています。
IGアリーナは世界規模のイベントを実施する前提で建設されています。そのため、控室の数や高さ30mの天井など、世界基準に合わせた設計がされています。
また、アリーナの壁面や屋根には吸音材が設置されています。これにより、コンサート実施時によりクリアな音を届けることができます。
(IGアリーナ公式Xの投稿:https://x.com/igarena_jp/status/1863501596069601414)
③プレミアムラウンジ
IGアリーナの2階には、ラウンジ利用権付きチケット購入者のみが利用可能なプレミアムラウンジがあります。

ラウンジ内にはジャパニーズウイスキーやプレミアムジンなどが中心に提供される「六 ROKU SUNTORY PREMIUM BAR」とザ・プレミアムモルツがメインに提供される「The PREMIUM MALT′S 神泡。Bar」の2ヵ所のプレミアムバー、新鮮なお寿司や愛知らしさのある創作料理が食べられる2ヵ所の飲食店舗があります。
専用のエントランスから入場し、アリーナの盛り上がりを感じながら美味しい食事やお酒を楽しむことができます。
④次世代型のスマートアリーナ
IGアリーナの施設運営には、NTTドコモが携わっています。
NTTドコモは国立競技場などの運営に携わっており、イベントの開催や映像配信といったエンターテインメント事業に注力しています。
具体的に利用される技術として、大量データを高速送信する「IOWM」という次世代通信基盤です。これにより、ファッションショーや音楽ライブなどの別の会場で行われるイベントを一つに融合し、新しいエンターテインメントの創造を企画しています。
さらに、IGアリーナではスマートフォンの専用アプリを導入しています。チケットの発行や入場、飲食の注文や決済をアプリで行うことで、混雑を解消することができます。
このようにIGアリーナは、次世代型のスマートアリーナとしても期待されています。
まとめ
IGアリーナは国内最大級の、魅力がたっぷりつまった新アリーナです。2025年7月の大相撲名古屋場所からスタートし、既に多くのイベント・コンサートが予定されています。
多くの人に愛されるであろう新アリーナの誕生に、ぜひ注目しましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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