「スポーツ業界」と聞くと、なんとなくスポーツに関する仕事?ということは分かっても、具体的な…

スポーツビジネスにチャレンジしたい方必見!インターンシップに参加しよう!
インターンシップとは、大学生などの学生が実際の仕事を体験する制度のことで、「職業体験」「就労体験」とも言われています。
スポーツビジネス・スポーツ業界においてもインターンシップを実施している企業・団体がありますが、「スポーツ業界」には様々な分野・職種があり、少し複雑です。
今回はスポーツビジネス・スポーツ業界のインターンシップについて、分野ごとに解説していきたいと思います。
スポーツビジネスの分野と職種
スポーツビジネスの仕事は複雑かつ多様化しており全体像が掴みにくく感じますが、概ね
- ①スポーツサービス産業・スポーツ情報
- ②スポーツ用品産業
- ③スポーツ施設・空間産業
といった3つのカテゴリーに大別されます。
【スポーツサービス産業・スポーツ情報】には「プロスポーツチーム」や「スポーツメディア」、【スポーツ用品産業】には「スポーツメーカー」や「スポーツ小売」、【スポーツ施設・空間産業】には「スタジアム運営」などの仕事が分類されます。
スポーツビジネスの分野については下記の記事で詳しく解説しておりますので、そちらをご覧ください。
▼参考記事)スポーツ業界とは?業界の仕組みや分野・トレンドを解説!
上記は「どのような立場でスポーツに関わるか」ということですが、一般企業と同様に「営業職」「マーケティング職」「専門職」「事務職」などといった職種の分類もあり、「具体的に自分が何を担うか」という点も重要です。
「スポーツ業界で働きたい!」といっても「自分がどの立場の企業に入り、どんな職種で活躍したいか」の解像度を高めておくことが、キャリア選択において重要となります。
そういった意味でも、スポーツ業界に興味がある・志しているという方は、スポーツビジネス企業のインターンシップに参加することをおすすめします。
分野別|スポーツビジネスのインターンシップの特徴
「プロスポーツチーム」でのインターンシップ
プロスポーツチームの業務は、
- 試合運営
- イベント運営
- スポンサー営業
- チケット業務
- 広報(PR)
- 場内演出
- チケット
- 飲食・物販
- 社会貢献
- チームの編成・強化・育成
などから成り立っており、非常に多岐にわたります。
また、プロスポーツはステークホルダー(=利害関係者)が多い業界とも言われており、様々な要素があって成り立っているビジネスです。
プロスポーツチームのインターンシップでは「プロスポーツの興行がどのように成り立っているか」を体感することができます。
また、関わり方次第にはなりますが、各部署のミッションや目線の違いを感じることもできると思います。
プロジェクトを円滑に進行するためのコミュニケーション能力やチームワーク、問題解決能力などが必須となり、こういったスキルを養うことができるでしょう。
「スポーツメディア」でのインターンシップ
スポーツメディアの仕事は、スポーツに関する情報を収集し、記事やニュースを制作することです。
スポーツメディアのインターンシップでは、プロのライターやジャーナリストと一緒に働きながら、執筆や編集のスキルを身につけることができます。
また、プロスポーツについて深く知る機会もあり、スポーツについての知識を広げることができます。
インタビューや取材などの経験も積むチャンスもあり、プロの取材方法や記事の書き方を学ぶことができます。
スポーツメディアのインターンシップは、将来ジャーナリストやライターとして活躍するための貴重な経験を積むことができるでしょう。
「スポーツメーカー」でのインターンシップ
スポーツメーカーでは、製品の開発や販売、マーケティング、広告などの業務が行われています。
ですので、インターンシップを通じてこれらの仕事に携わる経験が得られます。
スポーツメーカーのインターンシップでは、製品の開発に関わることができます。
新しいスポーツ用品の企画やデザイン、素材の選定などに携わることで、商品の魅力や機能性を追求することができます。
また、スポーツメーカーでは販売戦略やマーケティングの勉強にもなります。
商品のプロモーションや販売戦略の立案、広告やイベントの企画など、幅広いマーケティング活動に携わることができます。
さらに、スポーツメーカーのインターンシップでは、現場の仕事にも携わることができます。
製品の出荷や在庫管理、店舗の売り場づくりやイベントのサポートなど、実務の経験を積むことができます。
これらの経験はスポーツビジネスの分野に限らず、将来のキャリアに大いに役立つでしょう。
「スポーツ小売」でのインターンシップ
スポーツ小売でのインターンシップでは、スポーツ用品の販売や顧客対応など、スポーツ小売の仕事を体験することができます。
スポーツ小売の仕事は、商品の陳列や販売促進活動など様々な業務がありますが、スポーツに関心のある方にとってはやりがいのある仕事となるでしょう。
また、スポーツ小売のインターンシップでは、商品知識や顧客対応のスキルを身につけることができます。
商品知識は、お客様に適切なアドバイスをするために必要であり、顧客対応のスキルは、お客様とのコミュニケーションや問題解決能力を高めるために重要です。
また、スポーツ小売では、商品の売り場づくりや販売戦略の立案などにも関与することがあります。
そのため、マーケティングやプロモーションの知識も身につけることができます。
スポーツ小売のインターンシップは、スポーツビジネスに興味がある方にとって、様々なスキルを身につける良い機会となるでしょう。
「スポーツ施設運営」のインターンシップ
スポーツ施設運営の仕事は、スポーツ施設の運営をサポートすることです。
具体的には、施設の予約管理や受付業務、施設の清掃やメンテナンスなどがあります。
スポーツ施設は多くの人が利用するため、忙しい時期は特にスピード感を持って業務をこなす必要があります。
また、施設の利用者へのサポートも重要な仕事です。
例えば、利用者がトラブルやケガをした場合には、迅速な対応が求められます。
スポーツ施設運営のインターンシップでは、施設の日常業務を通じて、コミュニケーション能力や問題解決能力を養うことができます。
また、施設の運営に関わるため、組織の一員としての責任感やチームワークを身に付けることもできます。
スポーツ施設運営のインターンシップは、スポーツ施設に興味がある方やイベントの企画・運営に興味がある方にとって、貴重な経験となることでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「スポーツビジネス」といってもその分野・職種は多岐にわたり、具体的にイメージしづらい部分もあると思います。
「スポーツ業界への就職」を目指している方は、ぜひインターンシップの参加を検討してみていただければと思います。